‘皇帝の宮殿’が好きだった [砂漠の中の不夜城]
ラスベガスのインペリアルパレスホテル。
・・・は、2012年、変わった。
THE QUAD(ザ・クアド)に。
そしてその二年後。つまり、2014年にまた変わったよ。
THE LINQ(ザ・リンク)に。
青くもなるし、
赤くもなる。
ちなみに、‘Ginseng 3’って店はもうなくなってた。
もちろん、あっても入らなかったけど。
おしまい。
こんなカジノホテルはイヤ・・・かな?(後篇) [砂漠の中の不夜城]
そして二日後・・・
オレは正午前にまたまたHOOTERSのチェックインカウンターにやってきて、二日前とは別のおネエさんにこれまでのいきさつを話した。
そしたらなんと、
「この部屋のお客さん、レイトチェックアウトだわ」
だって。
つまり、追加料金を払って正午を越えてチェックアウトするってことだ。
いつチェックアウトするかわからない客を待つわけにもいかず、仕方ないから、オレは監視台に座ってるセキュリティーのニイちゃん(二日前のニイちゃんとは違う)のところに行って、LOST & FOUND(遺失物取扱)でデジカメバッテリー&充電器が上がっていないか尋ねてみた。
もしもハウスキーパーが壁の充電器を見落として、次の客がそれに気づいたとしたら、その客はLOST & FOUNDに預けるかもしれないと思ったけど・・・予想通り、充電器は上がっていなかった。
そもそも、オレは最初からハウスキーパーが怪しいと思ってたよ。
だって、充電が完了して小さな緑のランプが光っていた、壁に差さっている充電器をハウスキーパーが見落とすはずがないじゃん(今確認したら、前回の記事の、部屋のテレビが写っている写真で、テレビの横にコンセントの差込口がちっちゃく見えてるよ。この場所に差さっていた充電器だから、あえて気がつかないようにしたとしても見ちゃうよね?)。
そんなわけで、オレはしつこくチェックインカウンターに戻ったよ。
さすがに、
「ハウスキーパーが怪しい!」
とは言えなかったけど、
「部屋に忘れてきたことは絶対に間違いないよ」
とかなんとか訴えてたら、たまたま、オレの隣でベテランセキュリティーのジイさんが、別のReceptionist(受付係)のおネエさんと私語を交わしていた。
そこで、オレの相手をしていたおネエさんは、そのジイさん・・・いや、ベテランセキュリティーに向かって、
「彼を助けてあげて」
と言ったんだ
ジイさん・・・いや、ベテランセキュリティー・・・文字数が多いから、やっぱりジイさん・・・は、
「まかしとかんかい!」
と、間寛平さんみたいに誇らしげに言ってくれた。
確かに寛平さんは、
「まかしとかんかい!」
という、素人からもらったギャグはあるし、ヨットとマラソンで地球も一周したけど、見た目に誇らしさは感じないけどね。
寛平さんとは似ても似つかぬ白人のジイさんは、まず、先ほどオレが既に尋ねていたニイちゃんセキュリティーが座っている監視台にオレを連れて行った。
でも、報告書みたいなものにオレの充電器の情報はない。
そしたらジイさん、
「彼はまだ若いから知らないことがあるんじゃ。あそこに載ってなくても、モノによってはハウスキーピングの担当部署(部屋の名前は忘れた)に上がってる物があるんじゃよ」
と言い、次にその部署に連れて行ってくれた。
デスクに座っているハウスキーピング担当部署のdispatcher(ディスパッチャー、シフト管理者)の女性スタッフに、
「彼(オレのこと)はいい奴なんだ。助けてやってくれ」
と言って、オレに変わって説明をしてくれた。
ジイさん、オレのことを、‘いい奴’だなんて、その洞察力であっという間に見抜いてたんだな
なかなか鋭いジイさん、ジイさんこそ、‘いいジイさん’・・・もとい、‘いいセキュリティーガード’ですよ
でもね・・・
その部署にも充電器は届いてなく・・・
ジイさんは、ハウスキーパーたちを仕切っているボスの女性にも、いきさつを話してくれて・・・
キーパーボスは別の部屋(保管場所?)を探しに行ってくれたけど・・・
やっぱりなくて・・・
結局、オレはそこで諦めたよ。
ジイさんがそこまでしてくれただけで、もう満足だったからね。
In conclusion, 結論として・・・
縁がなかったHOOTERS CASINO HOTELだったのに、二泊もComp(Complimentary、無料)で泊めてくれたプロモーションオフィスには感謝だな。
チェックイン&チェックアウト時を含めて何人かと話したReceptionistたちに対する印象は、別に可もなく不可もなくといったところ。
間違いなくオレのデジカメバッテリー&充電器に気づいていながら、勝手に捨てたか、またはパクったハウスキーパー(本人は使わなくても誰かに売ることはできるからね)がいるようなホテルに対しては、『もう二度と泊まりたくない』と思うな。
充電器探しに親身になって協力してくれたベテランセキュリティーガードのジイさん対しては、結局見つからなかったけど、やっぱり感謝するよ。
要するに、
「HOOTERS CASINO HOTELはイヤ・・・」
と一言では言えなくて、
「イヤ・・・かな?」
と疑問符を付け、そこには、
「イヤじゃないかな?」
という余地も残しているんだな。
ただ、次にCompのオファーが来るか、よっぽど低料金でないと、やっぱり泊まることはないかな。
カジノで遊ぶことはあってもね。
後日、デジカメバッテリー&充電器は新品を再購入しました。
こんなカジノホテルはイヤ・・・かな?(中篇) [砂漠の中の不夜城]
前回、最後に、
『明日は書かないってことか』
なんて書いたけど、翌日書かなかったどころか、三か月以上、およそ100日も空けてしまったよ。
ずっとほったらかしにしてしまって、
「HOOTERS CASINO HOTELってなんかわからんけど、『イヤ』なホテルなんかい」
って、理由もわからないままに変な誤解を与えることになってしまってて、HOOTERSさんには悪いことしてしまったな。
では、103日振りに前回の続きを書きます・・・。
・・・・・・HOOTERSカジノホテルから、ある日Eメールが届いた・・・。
見ると、
“二晩、ただで泊まらせてあげる♪・・・日曜から木曜日の間ならね”
って書いてる。
ちょっと驚いた。いや、かなり驚いた。
だって、SAN REMO時代には泊まったことがあったけど、HOOTERSに変わってからは、宿泊していないどころかカジノでも遊んだことがなかったから。
『なんか裏があるんと違うんかい?大体、なんでHOOTERSがオレのメールアドレス知ってんねん?』
と、当然ながら思った。
にわかには信じられなかったので、ラスベガスに遊びに行った時に実際にチェックインカウンターで詳細を尋ねてみようと思い・・・
ベガスに遊びに行った。
HOOTERS CASINO HOTELに到着し、正面入り口を入ってすぐ右手にあるチェックインカウンターで、
「プロモーション(販売促進キャンペーン)のメールを受け取ったんだけど」
と言うと、カウンターのおネエさん、
「それじゃ、この先にあるプロモーションのカウンターに行ってよ」
だって。
オレはアメリカでサービス業に携わるアメリカ人の、こんなフランクでサバサバした態度が好きだ。
人(日本人)によっては嫌いだという人も数多くいるかも知れないけど、考えようによってはこちらの方が、日本でサービス業に従事する日本人に対してよりもずっと親しみを感じるんだな。
プロモーションカウンターに行ったけど、そこには誰もいなかった。
「Excuse me !」
と呼びかけると、奥から東南アジア系っぽいおネエさんが出てきた。
「メールが来たんやけど、ホンマにただで二晩泊まれるんでっか!?・・・TV」
と尋ねたら、おネエさんは、
「いつがいい?」
だと!?
オレはその場で予約を入れたよ。
その日から何日間の間は他の場所に泊まることになっていたから、翌週の水&木曜日のね。
そしてその日はいったんホテルを離れた。
翌週の水曜日、再びHOOTERSにやってきて、チェックインしたオレは、またちょっぴりだけ驚かされた。
鍵をくれた部屋は、なんと最上階だったんだ。
HOOTERS HOTELは建物自体が古いから高層ホテルじゃないし、90年代以降に建ったホテルと違って、最上階だから値段が違うということはないけど、それでも19階の部屋からの眺めはなかなか良かったよー(ラスベガス空港[McCarran International Airport]側の部屋だった)。
『無料宿泊なのに最上階の部屋に泊まらせてくれるとは、エエ待遇やん。まさにA待遇やね~』
なんて独り言をつぶやいたけど、でもちょっぴりガッカリしたのは、テレビが、なんといまだにブラウン管だったよ!
それから、インターネット接続は有線接続しかないから、LAN端子がないPCやタブレットしか持ってない人はアダプターを持参しないとね。
その夜、スロットマシーンでいい感じだったけど、10時には切り上げてめでたく、“CSI: Crime Scene Investigation”の300episode(第300話)を見たよ。
第12シーズンでCSIラスベガスから去ったキャサリン・ウィロウズ役のマーグ・ヘルゲンバーガーがゲスト出演するってアナウンスしてたから超期待して見たけど、内容的にはちょっとガッカリだった。
翌晩には、“Elementary”の第2シーズンが見られて嬉しかったよ。
そして翌日、最終チェックアウト時間は午後12時だったから、オレは正午前にチェックアウトした。
その日の夕方・・・
ラスベガス在住時のオレのホームグラウンドと言っても差し支えないSAM'S TOWN HOTEL & GAMBLING HALLというカジノホテルでやってる、噴水とレーザー光線のフリー(無料)のショーを観ようと思って現場に行き・・・
熊の象・・・じゃなくて、『熊の像や噴水とかの写真でも撮ってやろかい』と思い・・・
デジカメのスイッチを入れても反応しなくて・・・
その時、オレはデジカメのバッテリー&充電器を、HOOTERSホテルの部屋のコンセントに差しっぱなしにしてきたことに気がついたんだな。
午後6時だったけど、オレはSAM'S TOWNのショーも観ずにHOOTERSに戻った。
チェックインカウンターでバッテリー&充電器を忘れた旨を話したら、オレが泊まってた部屋は既に別の客がチェックインしていて部屋は見られないとのことだった。
カウンターのおネエさん、ハウスキーピングの担当部署に内線電話で訊いてくれたけど、そんな物は届いていないし、どうやら、「部屋には充電器なんてなかった」ということだった。
オレは部屋の壁のコンセントに充電器が差さっているのを朝見ていて、それを仕舞い忘れたことを120%確信していたから、
「ハウスキーパーの部屋にないんだったら、まだ部屋の壁に差さってるに違いないよ」
って言ったけど、おネエさんは、
「でも部屋は見られない」
の一点張り。
だからオレは、
「(今日チェックインした客がチェックアウトする)あさっての日曜日の正午前にまた来るから、その時に部屋を調べてくれるかい?」
と頼んだ。
おネエさんは、
「わかったわ」
って言ったけど、きっとその場しのぎの返事だったんだろうな。
オレは、一応、セキュリティーガードの監視台(銭湯の番台みたいなところ)に寄って、そこでカジノ場内を監視しているセキュリティーのニイちゃんに遺失物の届け出も出しておいたよ。
そして二日後・・・。
再び、続く・・・
こんなカジノホテルはイヤ・・・かな?(前篇) [砂漠の中の不夜城]
でも、上の写真でもわかる通り、2006年にHOOTERS(フーターズ)っていうカジノホテルに変わった。
そう。‘あの’ フーターズがカジノ経営に乗り出したってことだ。
こんなのが、
こんなのになったってことだ。
こんなシンボルが、
こんなシンボルになったってこと。
なんだかんだあって、現在の運営は別の会社に移ってるみたいだけど。
カジノ内にはちゃんとHOOTERSレストランもある。
ウソかホントか、系列店の中で二番目の広さらしい。
辛さも選べるバッファロー・チキン・ウィング(鶏肉の手羽みたいなもんだな)は、普通に美味い。
一番の売れ筋の‘Hot’ は、辛いと言えば辛いけど、パンチのない‘Mild’ より美味いな。
でも、辛いのがダメな人は‘Mild' の方がおいしい筈だし、辛いのが大好きな人だったら、‘911’ くらい頼んでもいいのかもね。
・・・なんて書いてるけど、実はこのホテルの中の店には入ったことはないよ。
正直に書くと、もう13年以上前に、ニュージャージー州はアトランティックシティーにあるTropicana Casino Resort(トロピカーナ)内のHOOTERSに入ったのが最後だ。
ラスベガスにもTropicanaっていうカジノホテルがあって、以前はアトランティックシティーのTropicanaと同系列だったけど、2008年に経営会社の破綻だなんだがあって、今はラスベガスのTropicanaは、アトランティックシティーやラフリン(ネバダ州)やバトンルージュ(ルイジアナ州)等々のグループとは袂を分かつ関係になってしまったんだ。
HOOTERSレストランだって、同じグループではあっても、地域によってマネージメントは分かれてるみたいだな(西海岸のHOOTERSとか、タンパベイ、シカゴ、ニューヨークで展開している、これぞ、‘オリジナルHOOTERS’ とか)。
話がえらくそれてしまったけど、まあとにかく、そんなHOOTERSカジノホテルから、ある日Eメールが届いた・・・。
来年に続く
・・・って、あさってはもう来年だけどね。
つまり、明日は書かないってことか
“Zarkana(ザーカナ)” というよりも・・・‘小魚’ でんな [砂漠の中の不夜城]
BELLAGIO(ベラージオ)ホテルの“O(オー)” には専用のOシアターが、MGM GRANDホテルの“KÀ(カー)” にはKAシアターが、NEW YORK-NEW YORKホテルの“Zumanity(ズーマニティー)” にはZumanityシアターが(・・・以下省略)造られたように、これまでは、それぞれのショーにはそれぞれのショー専用の劇場が造られてきたけれど、“Zarkana(ザーカナ)” の場合は以前の“Viva Elvis” 用に造られた舞台をマイナーチェンジしただけで、座席も以前のままだ。
エルヴィスのショーを知っている者にとっては、背もたれが隣の席とつながっている、ポップなデザインのあの‘シート’ は、“Zarkana” には、『どーかな?』といった感じがしたよ。
そもそも、“Zarkana” をやってる劇場のことをAria(アリア)ホテル側は、‘Zarkanaシアター’ とは呼んでないしね。
今から十年以上前、MGM GRANDホテル内の劇場でCIRQUE DU SOLEIL(シルク・ドゥ・ソレイユ)とは関係のない“EFX” というショーが、約8年のロングランのあと2003年1月に終わって、2004年10月に“KÀ” が始まるまで、劇場の改装(というか、‘KAシアター’ の建設)に、それは長いこと大掛かりな工事をしていたことは今でもよく覚えてるな(同じ頃、少し先立ってNEW YORK-NEW YORKホテルでも‘Zumanity[ズーマニティー]シアター’ の建設工事をずっとやってた)。
そう考えたら、出来上がってる箱(劇場)に‘ありモノ’ のショーを持ってきた“Zarkana” と、それ以外のショーは根本的に性格が違うよね?
そう書いて気が付いたけど、“KÀ” は今年の10月でPremiere(プレミア、初お披露目)から丸9年が経過して、EFXの公演年数を抜いてたんだな。
今年の6月に不幸な事故があったけど、“KÀ” は完成度が最高レベルの素晴らしいショーだからねェ。
“Zarkana” について更に書くと、オレが鑑賞した時は、劇場は満席とはほど遠く、かなり空席が目立ってたよ。
“KÀ” でも観られた、‘Wheel of Death’ のアクロバットをやってたり(“Kooza[クーザ]” でもやってたみたいだから、これはシルクにとっては定番の出し物なんだろう)、ベガスでの全てのシルクのショーを観た人間(または、ベガスに限らず多数のシルクのショーを観た人間)にとっては、大概のアクロバットは既視感が拭えない感じかもね。
ところで、その“Zarkana” の‘Wheel of Death’ で先月(11月1日)、事故が起こってしまったよ。
“KÀ” の事故(あちらは‘Wheel of Death’ ではない)とは違い、こちらは幸いにもArtist(アーティスト、パフォーマー)の男性の命に別状はないようで、その点については一安心なんだけど。
それについて調べてたら、こんな映像を見つけたよ。
これは、“Zarkana” の事故ではないけど・・・
なんということだろうね。
act(アクト、出し物)によっては危険なことしてるよ、Artistのみなさんは。
・・・と、前回から長々と書いてきたけど、つまるところ、シルクのショーがラスベガスには多過ぎるってことだな。
同じようなショーならもういらないんじゃない?
そこが、前回の最初の方に書いた、‘(シルクが)調子に乗り過ぎている’ とオレが思う理由ですよ。
もちろん、呼び込む側のMGM Resorts Internationalにも責任はあると思うけどね。
客が入るからシルクは起用されるんだろう(‘MGMリゾートから’ ね)けど、“Viva Elvis” もキャンセルされた(打ち切られた)し、客が入らなければ、たとえ‘CIRQUE DU SOLEILブランド’ といえど、安泰ではないんだろうな。
ってことで・・・
ここで言わせてもらうと・・・
“Zarkana” は・・・
ズバリ・・・
キャンセルされる!!
だろうね
遅かれ早かれ・・・。
【“Zarkana” のメインキャラクターのZark(ザーク)おじさん】
‘うがった見方’の意味を間違えると、‘うがった見方’はできなくなるよ。 [砂漠の中の不夜城]
勢いは落ちないねェ。
いい意味で調子に乗り続けているよねェ。
けど・・・。
ラスベガスでは、調子に乗り過ぎてしまってるかも知れないねェ。
まあ、個人的な感想なので、まったくそんなこと感じない人も世の中にはゴマンといるとは思うけどね。
じゃあ、なぜ、‘調子に乗り過ぎている’と感じているかというと・・・
ラスベガスでは、終了したものも含めると通算で8本目となる、Aria Resort and Casinoで昨年の10月から始まった、“Zarkana(ザーカナ)”っていうショーは、ショーショーショーもなかったな。
もう少し正確に書くと、‘少々しょうもなかった’ってことだ。
更にわかりやすくに書くと、‘ちょっとつまらなかった’ってこと。
“Zarkana”は、同リゾートで昨年の8月にキャンセルになった(打ち切られた)“Viva Elvis”のあと、たったの二ヶ月の間をおいてスタートした。
因みに、“Viva Elvis”というショーはエルヴィス・プレスリーのショービジネス界での歩みをテーマにしていた、シルクのベガスでの7本目のショーで、オレは大大好きだったよ。
どれくらい好きだったかというと・・・
¡ Viva LAS ELVIS !
というくらい大好きだったな。
だから、そんな“Viva Elvis”と比較したら、このダヨーンにとっては、“Zarkana”は・・・‘屁ェかな’。
それでも、ショー自体は一昨年(2011年)にニューヨークで初披露されて、その後モスクワやマドリードなどをツアーで回っていたそうだから、シルクにしてみれば決して、‘恥ずかしくない出し物’だったみたい(だけど、絶対的な自信があったとも、到底思えない)。
“Viva Elvis”のキャンセル後、たった二ヶ月の準備を経てすぐにAriaでの常駐ショーとなり得たのも、“Zarkana”が‘既製のショー’だったからだ。
うがった見方(☆)をすれば、Aria側にとっては、ショー会場の大掛かりな改装をすることなく、しかもショーの空白期間をなるべく短くしたかっただろうし、シルク側からすれば、“Viva Elvis”のキャンセル時点で短期間の準備で常駐ショーとして披露できるのが、“Zarkana”だったに違いない。
(注釈☆:上記の、‘うがった見方’は、本来の意味である、‘物事の本質を捉えた見方’という意味です。間違って、‘疑って掛かるような見方’とは取らないでくださいよ。‘疑って掛かるような見方’という意味で使うとしたら、語尾に、‘~に違いない’とくるのはおかしいでしょ?断言するってことは疑ってないってことだから)
つづく
“ROCK OF AGES” [砂漠の中の不夜城]
「おー。遂に観てやったぜ、“Rock of Ages”のミュージカル」
「ここ、ラスベガスでは去年(2012年)の12月から始まったそうですよ」
「このベネチアンホテルのRock of Ages Theatreは、前はブルーマングループのショーをやってたよな」
「ラスベガスのショーは人気がなくて打ち切られるものも多いですけど、色んな事情でショー会場が変わるものも少なくないんですよ。ブルーマンも、今はモンテカルロホテルでやってますけど、ベネチアンの前はピラミッド型で有名なルクソールホテルでかなり長いことやってましたからね」
「そういえば、ダヨーンが以前観て感動していた“オペラ座の怪人(Phantom – The Las Vegas Spectacular)”も六年以上のロングランだったけど、去年の9月に終わってしまったな」
「あれは良かったですよ。映画も良かったけど、生の緊迫感というのは何物にも代えがたいですよね。終わったのは本当に残念でした」
「“Phantom”やってたVenetian Theatreも、今は不定期でティム・マッグロウとフェイス・ヒルのショーをやってるみたいだな」
「カントリーミュージックファンには堪らないショーでショーね」
「そんなことより、“Rock of Ages”は、映画とは若干ストーリーが違ったな。ダヨーンは映画とミュージカル、どっちが好きだ?」
「去年映画を観た時は、そりゃ興奮しましたけど、ミュージカルもなかなか凝っていて、かなり良かったですね」
「英語力を多少要するところが、英語が苦手な人にはちょっと薦めづらいところだな」
「先に映画を観ておけば大体の流れはわかるんじゃないですか」
「でも、映画ではキャサリン・ゼタ=ジョーンズが演じていたパトリシア・ウィトモアがミュージカル版では・・・・ってとこと、ラストは結構な違いじゃないか?」
「あと、ミュージカル版ではロニーが大きな役回りでしたね」
「どちらもハッピーエンドには違いないが、映画の方が、‘Happier End’だな」
「ところで、入場時にもらったミニライター型LEDライト、‘殿下(プリンス)’の名作、“パープルレイン”みたいにミュージカルの最中にも使いました(灯[ひ]を掲げてゆっくり左右に振る)けど、暗いところを照らすミニライトとしても使えますね」
「電池がなくなるまでな」
「バッテリーがバッテるー(バテる)までってね。ハハハ」
「そんなことより、おい!見てみろよ、このシェリー役。ホワイエに飾っていた出演者たちの宣材写真(オーディション用写真)を見て、このキャリー・セント・ルイーって女優さん、メイクですごく顔が変わるんだなって思ってたら・・・」
「僕も思ってましたよ。俳優って、役によって芝居や体型だけでなくて顔まで変えるのかって。ステイシー・ジャックス役の人もステイシーの顔とジョン・ロバート・ホールっていう役者さんの顔は全然違いますもんね」
「キャリーのツイッターによれば、オレたちがショーを観た日、彼女は体調を崩してたみたいだぜ。で、そのツイッターでもあまりにもオレたちが観たシェリーとは顔が違い過ぎるんで色々見てみたら・・・見ろッ!このアマンダ・ミラーってウエイトレス役!」
「あーッ!‘僕たちのシェリー’じゃないですかッ!」
「そうだ。彼女こそが、‘オレたちのシェリー’だぜ」
「以前、マンダレイ・ベイ・ホテルで“MAMMA MIA!(マンマ・ミーア!)”を観た時も、座席は最前列のど真ん中でエラく感動しましたけど、“Rock of Ages”も最前列の真ん中(正確にはステージの中心に一番近い右側。最前列だけ真ん中部分の座席がない)でしたから、シェリーやステイシーが歌ってる時はつばきまで飛んできそうな感じだったし、ラストでバンドのギターのクリス・チッチーノが舞台の最前端まで来た時には指の動きがマンガみたいにハッキリクッキリ見えて、可笑しいくらいでしたよね。シェリー・・・というか、アマンダと目が合った時には、(“MAMMA MIA!”の)ターニャと目が合った以上にドキッとしましたよ」
「まったく代役に見えなかったな。キャリーのシェリーを観てないから比べることはできないけど、オレとしてはアマンダのシェリーを観られて本当に良かったよ。アマンダは、“サタデーナイトライブ”に出てた頃(1985、86年)のジョーン・キューザックを可愛くした感じで、すごく好感を持てたな」
「あれくらい魅力的な女優さんだから、テレビか映画か舞台かわかりませんけど、遠くない将来、大きな役をもらうんじゃないですか」
「ダヨーンは、“MAMMA MIA!”でソフィーを演じてたリビー・ウィンタースについてもおんなじようなこと言ってたけど、リビーは全然ビッグになってないじゃないかよ」
「彼女は、“MAMMA MIA!”をクビになったのか自分から辞めたのか知りませんけど、ソフィー役を降りてニューヨークに戻って、以前からやってたバンドのヴォーカルとして音楽活動もしてましたから、もしかしたら中途半端になってしまったのかもしれませんね」
「なるほど。アメリカのショービズ界で一流になるのは簡単じゃないってことなんだろうな」
「ショーびずね・・・いや、ショーですね・・・いやいや、そうですね」
「そんなことより、ダヨーンが部屋を取ったTHE QUADってホテルはベネチアンから近くて、便利は便利だけど・・・」
「わかってますよ。先輩の言いたいことは前回ここで書きましたから」
こんなカジノホテルはイヤだ [砂漠の中の不夜城]
ラスベガスのインペリアルパレスホテル。
・・・は、昨年変わった。
THE QUAD(ザ・クアド)に。
別に部屋が大きくリノベーションされたわけじゃない。
こんな部屋が、
こんな部屋に変わっただけだし。
お、今気が付いたけど、以前はベッドカバーがあったのに、なくなってるじゃん。
個人的には必要がなく、邪魔なだけだったから、そこは気にするポイントじゃないけどね。
でも、これからラスベガスに行く人、このホテルは薦めませんよ。
いや、単純に、
「寝るだけだから」
という人には問題ないか。
比較的安価な宿泊代だし。
でも、オレはもう泊まりたいと思わないな。
大体、Wi‐Fiのスピード、ムッチャ遅いじゃん。
使用一日につき1ドルの料金を余分に払うならスピードアップするらしいけど、(宿泊代の)安いホテルのくせに、その宿泊代に近いくらいのリゾートフィー(resort fee)+税(tax)なんだし、オレはちょっと意地になって、スピードアップなんかしてやらなかったぜ。
それに、ビジネスデスクも部屋にはないし、そう考えたらビジネスマンには絶対に薦められないんじゃない?
テレビも、‘今どき!?’のブラウン管。
更に、今はまだ工事中のカジノ場はかなり狭い。
スロットマシーンも、最新の機種も取り揃えてはいるけど、逆にクラシックタイプがなくてガッカリ。
以前はお気に入りのカクテルウエイトレスのおばさんもいて、好きな場所だったけど、今はねェ・・・・。
おまけに、三階のGinseng 3ってレストランもダメ。
‘Japanese, Chinese and Korean cuisine’に加えてPhoもある24時間レストランに入ったら、愛想の悪い韓国人のおばちゃん(ウエイトレス)、普通は、
「How many?(何人?)」
とか訊いてくるところを、不機嫌な口調で、
「Are you Korean?」
って、どういうことやねん!?
食事が終わって、オレが財布から金を出そうとしてる時も後ろから、
『いくらチップおくんじゃ?』
みたいな感じで見てるし、店を出る時、オレは言いたくもなかったけど無理して、
「Thank you」
って言ったのに、返事はしなかったし、チップを置かなきゃよかったよ・・・・と思ったよ。
とにかく、このTHE QUADってホテルは、ロケーションこそかなりGoodだけど、もうよっぽどのことがない限りは泊まらないだろうな。
今回利用したのも、それなりの理由(まさしく立地場所に関係すること)があったからだったんだし。
このホテルに泊まろうと思ってる人には、隣のHarrah'sか、すぐそばのFlamingoを断然薦めま~す
¡ Viva LAS ELVIS ! [砂漠の中の不夜城]
「アリャッ♪」
ってショーだったよ。
すごくイイ意味で。
日本でも“サルティンバンコ”や“アレグリア”や“キダム”や“ドラリオン”や“コルテオ”や、そして今年は“クーザ”を上演中の、もはや説明不要の‘太陽のサーカス団’、シルク・ドゥ・ソレイユが2010年2月にスタートさせた、ラスベガスでは七つ目となる常駐ショーである、この“Viva ELVIS”。
やってくれたね。
それまで、曲はたくさん知ってたけど、別に好きでもなんでもなかった、‘The King’ことエルヴィス・プレスリーのファンにさせやがったよ、このショーは。
別にこのショーがシルク・ドゥ・ソレイユである必要はこれっぽっちもないとは思った。
だって、ラスベガスだけで七本目って多過ぎじゃん。
シルク好きにはいいだろうけど、そうでない人にとっては、
「おばちゃんの踊ってる姿なんて見たくないよ」
¿ってことになるんじゃない?
あ、シルクはシルクでも、それは吉本興業の元・非常階段のシルクか。
相方だったミヤコさんのことを思うと、今でも悲しい気持ちになるよね。
とにかく、シルク・ドゥ・ソレイユが好きな人なら、ショーが多いことは嬉しいことかもしれないけど、そうでない人にとっては、
「¿もっと昔みたいなレビューショーとかないの?」
なんてことも言いたくなるだろうね。
ところがどっこい、そういうことを言いたくなる人や、シルクのショーに飽きた人なんかにも観て欲しいよ、“Viva ELVIS”は。
逆に言えば、シルクのファン、もう少し正確に書けば、“ミスティア”のような超アクロバティックな内容や、“O(オー)”とか“KA(カー)”のような大掛かりな舞台装置を観たいという人にはあまり薦められないショーってことになるだろうけど、何はともあれ、エルヴィスのファンでもそうでない人でも、エルヴィスにシビレることになるんじゃないかな。
オレはそうだった。
そしてそのお陰で、ショーを観た後、CDを九枚とDVDを一枚買う羽目になっちまったよ。
DVDはショップにたまたま一枚しかなかったからで、何枚もあれば全て買ってるところだった。
1977年に弱冠42歳で亡くなった彼のことを、その三十四年後にファンにさせるとは、ホントに罪なショーだな・・・“Viva ELVIS”は。
因みに、エルヴィスは‘King of Rock and Roll’とも呼ばれてる。
そして、‘King of Pop’と言えばマイケル・ジャクソンだし、‘King of Soul’と言えばオーティス・レディング(ジェームス・ブラウンもそう呼ばれることもあるけど、‘JB’はどちらかと言えば‘The Godfather of Soul’かな)だけど、シンプルに、‘The King’と言えば、エルヴィスをおいて他にはいないでござるよ。
彼の、周りのスタッフや関係者に対する懐(ふところ)の深い接し方や、ステージ上、またステージ以外においての立ち居振る舞いを見ていると、‘King’というニックネームはピタリと当てはまるね。
¡そんな彼の生前の生のステージ、本当に観たかったよ!
ところで・・・
このアルバムは、聴くと、ショーを観た人ならそれぞれのシーンが思い出されて、そこそこ高いレベルで満足できるものかもね。
だけど、“Love Me Tender(ラブ・ミー・テンダー)”と、“Can't Help Falling In Love(好きにならずにいられない)”に関しては、単純に‘聴く’のなら、それぞれの黒人女性ヴォーカルとのデュエットは邪魔モノでしかないな。
前者のデア・ノルベルグと後者のシェリー・サンジェルマンは、二人ともこの二つの名曲をアレンジして歌っていて、オリジナルを愛する者にとっては、
「¡普通に歌えよッ!」
と叫びたくなること間違いなしだ。
これは二人のせいではなくて、プロデューサー兼アレンジャーのエリック・ヴァン・トーノーが悪いんだろうけど。
その一方で、アルバムを通してベン・クレメントのドラムはノリノリでウキウキでワクワクで、カッコ良すぎる
実際に観たショーでのドラムがクレメントだったかどうかはわからなかったけど、観ながら、
「ドラムのおっさん、スゴイやん~」
と感じてたしね。
あと、個人的には、日本盤のみのボーナス・トラックとして収録されているらしい福原美穂とのデュエットによる“Love Me Tender”はゴミのような無駄なものかな(聴いたことがないからなんとも言えないけど、聴きたいとも思わないから、こんなゴミみたいなコメントしか書けなくてゴメンちゃい)。
でも、もう一曲の日本盤のみのボーナス・トラックである“A Little Less Conversation(リトル・レス・カンヴァセーション/邦題:おしゃべりはやめて)”のJXL Remix Versionは嬉しい‘オマケ’だな。ショーでは使われていないけど。
この曲は映画、“オーシャンズ11”ではオリジナル・ヴァージョンが使われたし、このJXLリミックス・ヴァージョンは2002年のワールドカップサッカーの際にはナイキのCMで日米共々使用されていただけでなく、NBCで放送されていたドラマ、“LAS VEGAS”のオープニング曲でもあったし、日本では最近、ジョージア缶コーヒーのCMにも使われていたということで、米国内のみならず日本でもすっかりおなじみの曲だからね。
最後に、じゃあ、
「¿ショーを観てからCDを聴いた方がいいのか?」
それとも、
「¿CDを先に聴いておいてショーを観た方がいいのか?」
ということで言えば、断然、CDを聴き込んで聴き込んで聴き倒してからショーを観た方が絶対にいいよ。特に‘King’の曲をあまり知らない人はね。
ただ、ショーで演奏されたにもかかわらず、CDに収録されていない曲が多数あるのは残念至極。
代表的なものでは、名曲“Jailhouse Rock(監獄ロック)”や、“Are You Lonesome Tonight?(今夜はひとりかい?)”。
更には、ラスベガスで行われるからこそのショーのタイトルは、この曲にinspire(インスパイアー)されているであろう、“Viva Las Vegas(ラスヴェガス万才)”が割愛されてたり、個人的には、“G.I. Blues(G.I.ブルース)”が入っていないのも‘ガッカリ要素’だね~
黄金バットはヒーローだけど・・・ [砂漠の中の不夜城]
「なんのこと?」
って?
‘ゴールデンナゲット(Golden Nugget)’、つまり金塊(ってことで、チキンナゲットは‘鶏肉の塊’という意味だな)があるってこと。
ただの金塊じゃないよ。
天然としては、そしてひと塊(かたまり)としては、世界最大の金塊なのだ。
これがその写真。
野球のグローブみたいじゃない?
守備のスペシャリストに贈られるゴールドグラブ賞っていうのが、メジャーリーグでも日本のプロ野球でもあるけど(日本は昔、ダイアモンドグラブ賞って言ってた)、この上の写真の物(ブツ)こそ、正真正銘の‘ゴールドグラブ’なんじゃない?
これをグローブにして野球なんかしたら、ボールが飛んできても、壊れるのが怖くて捕球せずに逃げちゃうよね。
・・・って、それ以前に、この中に手が入らないけどね。
・・・って、それ以前に、これ自体が手に入らないけどね。
お後がよろしいようで。
本物よりもインパクトがある男を見たッ!・・・の巻 [砂漠の中の不夜城]
オレは他の客たちと一階からエレベーターに乗って、ドラが鳴るのを待っていた・・・・・・いや、間違えた。ドアが閉まるのを待っていた(あまりアメリカ人は、‘閉’ボタンを押さない。大体からしてアメリカには、‘閉’ボタンがないエレベーターも珍しくない)。
ドアが閉まろうとする時、一人の男が乗り込んできた。
丸坊主でガタイのいい、ちょっと厳(いか)つい感じの男だった(身長も185cmはあったか)。
まるで、“ワイルド・スピード(原題:THE FAST AND THE FURIOUS)”及び、“ワイルド・スピード MAX(原題:FAST & FURIOUS)”のドミニク・トレット役にして、“トリプルX(原題:xXx)”のザンダー・ケイジ役でも有名なヴィン・ディーゼルに似た感じの男。
(こんな男)
そのヴィン・ディーゼルならぬ、‘ニセ・ディーゼル’は、オレの目の前でクルッと半回転してドアの方を向いた。
すると・・・・・・
『お―――ッ!!』
オレは驚いた。
“トリプルX”のザンダー・ケイジは首の後ろに‘xXx’のTattoo(タトゥー、刺青)があるところだけど・・・
(こんな感じ)
このニセ・ディーゼルの首の後ろのTattooは・・・・・・
‘あぶく銭’
となっていたのだったッ!!(タテ書きでね♪)
う~ん、あのニセ・ディーゼル、ギャンブルの‘何たるか’をよく心得ていたのだろう。
余程‘できる奴’であろう彼のことは、‘ニセ・ディーゼル’ではなく、‘ゼニ・アーブク’と呼んであげた方がいいのかもね~
真面目に働くのだ・・と自分に言い聞かせる・・努力をしている・・つもりだよ [砂漠の中の不夜城]
次の100回を目指して、新たな気持ちで頑張るよ。
多分、三年後くらいになると思うけどね(^。^)
ところで、“グランドオープンへの道は険しいのだ”の記事の閲覧数が100回を越えたので、実は先月ベガスに行って撮ってきた写真を載せましょう。
ジャジャ~ン!!
そう。
めでたくパラッツォ(PALAZZO)はオープンしていたよ。
実は1月17日にオープンしていたのだ。
早速、カジノで遊んできたけど・・・
「なんでオープンしてしまったんじゃーッ!」
って思ったよ。
何を書かんとしているかは、ご想像の通りでさぁ。
ところで、次に近々オープンしそうなホテルは・・・
こちらッ!!
ウイン(WYNN)の別館とも言うべき、アンコア(ENCORE。アンコールってことだね。アルコールじゃないよ)なんだな。
早速、ホテルの予約を取ろうと思ったけど・・・思っただけだけど・・・まだ、受け付けてはいないんだな。
オープンの暁には、気合い入れて遊んでくるぜーッ!!
・・・と思ってるけど、また、
「オープンしなくて良かったのに~(;_;)」
ということにならないように、祈っていよう。
でも、祈ってギャンブルに勝てるのなら、誰も働かないよね♪
グランドオープンへの道は険しいのだ [砂漠の中の不夜城]
今年五回目のラスベガス行ってきた。
ベネチアン(VENETIAN)というホテルの隣のパラッツォ(PALAZZO)ってホテルが12月28日にオープンするって言うから、
『オープン初日にカジノでガッポガッポ儲けたるで~』
って思ってたら・・・
オープンしてなかった・・・ように見えた。
少なくとも外観はオープンしてなかったけど、宿泊はさせてたのかな?
29日も宿泊の予約は取れてたみたいだから、やっぱり泊まらせてたのだろうか?
だとしたら、こんないい加減なオープンもないよね。
だって、正面玄関の入り口付近は・・・
こんな感じなんだぜ~。
これじゃ、仮に部屋には泊まれてたとしても、あんまり嬉しくないよね。
正面入り口はまだ立ち入り禁止なんだから、記念写真も撮れないし・・・。
カジノで遊べなきゃ、ベガスに泊まる意味は半減って感じだし・・・。
そんなに急いでオープンさせるよりは、じっくりと、しっかりと、丹念に造り上げていってもらって、本当に見事に完成する際は声高らかに、
「2008年8月8日、グランドオープニングだよーん♪」
って自慢げに発表すればいいのに。
あ。
でも、そんな日だったら、
「北京オリンピックの真似だがや~」
って、やっぱり文句言う人が現れるかな?
ギャンブラーへの道は険しいのだ [砂漠の中の不夜城]
今年四回目のラスベガス行ってきた。
ベネチアン(VENETIAN)というホテルの隣のパラッツォ(PALAZZO)ってホテルが12月20日にオープンするっていうから、
『オープン初日に泊まってやるぜ~』
って思ってたけど、やっぱり宿泊代が高いから他のホテルに泊まった。
20日。
『今日がオープンやから、処女オープンのカジノでガッポガッポ儲けたるで~』
って思ってたら・・・
まだオープンしてなかった。
部屋を予約してなくてよかったよ。
もし予約してたら、
「まだオープンできまへんねん」
って連絡もらったあと、急遽、他の部屋を探さなあかんとこやったからね。
いや、部屋探しなんて、‘屁ェや、探し’なんで、問題ではない。
『ガッポガッポ儲けたるで~』
が夢に終わったことが、
‘落胆、ここに極まれり’
なんだな。
まあ、パチンコ屋の新築オープンと違って、多くのスロットマシーンの台が‘出血大サービス’ってことは有り得ないんだけどね。
・・・って自分に言い聞かせておくとしよう。
結局、28日にオープンするらしいけど、これもどうなるか。
いっそ、
「2008年の12月28にオープンよ♪」
って言ってた方がいいんじゃない?