80年代の洋楽を80年代に聴いていた人へ Pt.2 [音楽]
好きな歌があった。
その歌はミュージック・ビデオ・・・そう。「プロモーション・ビデオ」というよりは、「ミュージック・ビデオ」・・・も非常に印象に残るものだった。
曲は『Making Love Out of Nothing at All(邦題:渚の誓い)』
歌はAir Supply(エア・サプライ)という男性デュオ。
83年の作品だった。
もう何年も前、ロサンゼルスの部屋で、ふと、
『あの印象に残るビデオを観てみたいな』
と思って、ネット上を探したけど、『そのビデオ』は見つからなかった。
ネットの世界で出回っているのは、デュオでギターを担当しているグラハム・ラッセルと、実生活での奥さんであるジョディ・ラッセルが寸劇を見せる・・・
こればかりだった。
当時はグラハムが二人目の奥さんであるジョディと結婚して間がなかったようだから、ビデオの撮影現場でもアツアツだったんだろうな。
ところが最近、改めてネットで探してみた。
すると!
アップされていたのだ・・・約五年半前に。
まさか、この記事を読んでくれる人の中に共感してくれる人がいるとは思えない。
でも、ただ、
『懐かしいな』
と思ってくれるだけでも嬉しい。
そんなわけで、貼り付けときます。
どうですか?
曲もなかなか印象深い。
いや、曲が印象深いからビデオも印象に残ったのかな。
ビデオの男はなんとも勝手な奴だ。
その上で、時代背景(’50~’60年代?)のせいでもあるけど、古風な男女の恋愛像を感じさせる。
とにかく、しょうもない男だけど、いつまでも出逢った時のあの気持ちを忘れちゃダメですよ!
80年代の洋楽を80年代に聴いていた人へ Pt.1 [音楽]
好きな歌があった。
その歌はミュージック・ビデオ・・・そう。「プロモーション・ビデオ」というよりは、「ミュージック・ビデオ」・・・も非常に印象に残るものだった。
曲は『American Storm』。
歌と演奏はBob Seger & The Silver Bullet Band(ボブ・シーガー&ザ・シルバー・ブレット・バンド)。
86年の作品だった。
もう何年も前、ロサンゼルスの部屋で、ふと、
『あのカッコいい(とオレはずっと思ってたし今でもそう思ってる)ビデオを観てみたいな』
と思って、ネット上を探したけど、『そのビデオ』は見つからなかった。
ネットの世界で出回っているのは、歌唱シーンのみの・・・
こればかりだった。
ところが最近、大昔にテレビ番組を録画したミュージックビデオ集のビデオテープをひょんなことから見つけ、そこに発見したんだった。
『カッコいいビデオ』を・・・。
それがきっかけとなって、改めてネットで探してみた。
すると!
アップされていたのだ・・・約一年前に。
まさか、この記事を読んでくれる人の中に共感してくれる人がいるとは思えない。
でも、ただ、
『懐かしいな』
と思ってくれるだけでも嬉しい。
そんなわけで、貼り付けときます。
どうですか?
曲もカッコいい。
これを観た時、オレは、
『なんの映画の挿入歌になってるの?』
と思った。
なぜなら、そこには『羊たちの沈黙』等々の、ヒゲ面が渋すぎるスコット・グレン(若い!)、ジェームズ・ウッズ(これまた若い!)、そしてデニス・クエイドの兄で『サタデーナイト・ライブ』に出演していたランディ・クエイド(後に『インデペンデンス・デイ』等々)という面々が出演しているし、印象的な女性は女優のレスリー・アン・ウォーレンだ(彼女が出演している『メル・ブルックス/逆転人生』はロサンゼルスを舞台にした、好きなコメディ映画だ)。
しかも、ここに張り付けたものには楽曲しか聞こえないが、所有しているビデオには、芝居部分ではセリフや各種効果音も聞くことができるし、エレベーターで死体を見つけたメイドが上げる悲鳴もしっかり入っている。
正直なところ、ビデオの中の脇役たちの演技は下手だしベタだから、これが何かの映画の一場面だとしたら、その作品は恐らく『B級感』が漂っただろうが、それでも、誰が見ても映像にストーリー性を感じたに違いない。
多くのインパクトあるシーンを歌唱シーンに挿入したそれは、「楽曲のみの為」に撮影したビデオだとは到底思えなかった。
そういう意味も含めて、過去から現在まで、すべてのミュージックビデオ、PVの中で個人的にはベスト10に入る作品だと思ってる。
余談ではあるが、ボブ・シーガーは業界に蔓延する薬物乱用に触発されてこの曲を書いたということだ。
更に付け加えると、それらの問題は82年に亡くなったジョン・ベルーシの一件に端を発しているらしい。
“I Am Young......,Too” [音楽]
約二年前に書いたこの記事を。
話は変わって、それにしても“glee”で取り上げられた曲(新譜)はよくヒットするなぁ。
もちろん、ヒットしてから取り上げらる曲もある。
また、ヒットチャートを上昇中に取り上げられる曲も。
でも、確実に言えるのは、番組で取り上げられた曲は間違いなく売り上げに火がつくってことだな。
12月6日の(全米での)放送のラストでメンバーが歌った、Fun.の“We Are Young”も、BillboardのHot100で3月から4月にかけて六週連続一位を記録した。
しかも、Billboardによると、デジタルセールス(つまりネットで売り上げた)で六週連続で300,000回以上売り上げた史上初の曲ということらしい。
それまでは、Eminem featuring Rihannaの"Love the Way You Lie"が、2010年の7月から8月にかけて、連続ではない五週で300,000回を売り上げたのが記録だったそうだ。
更に、“We Are Young”は現在までのトータルで、三百万回以上を売り上げた今年唯一の曲になってるんだって。
・・・ということで、オレも気に入ってるこの曲を、これを読んでくれてる人たちは気に入ってくれるだろうか?
彼らのオリジナルもいいし、gleeのメンバーが歌ったシーンもすごく良かった。
Fun.のオリジナルはこちら。
オレ自身の若い頃を思い出して、なんだか涙ぐんでしまったよ。
オレはバーでは暴れなかったけどね。
そして、glee版はこちら。
ドラマのストーリーもあいまって、こちらも最初の何回か観た時に、涙があふれそうになってしまったよ。
‘We Are Young’だって、なんて強い言葉なんだろう。
よーし、
ここはひとつ、
オレも、
カラオケで、
歌うことにするぜ―――ッ♪♪
♫ I Think I Wanna Marry You ♬ [音楽]
L.A.でもベガスでも、街中(まちなか)の其処此処(そこここ)で屡(しばしば)流れていた曲があった。
『耳に残る曲やねぇ』
とは思っていたけど、誰が歌っている何という曲かは結局わからなかった。
もうビルボード(Billboard)のチャートや流行(はや)りの歌に興味を持たなくなってから久しいしから、ヒット曲を聴いても、それがヒットしているのはわかっても、曲のタイトルやアーティスト名がわからないってことは自分には普通のことだったしね。
そして、そんな‘耳に残ってた曲’のことはすっかり忘れていたある日、米FOXネットワークでは火曜日の8:00p.m.から放送されていた、‘まあまあ’の人気番組、“glee”の第2シーズンの、“FURT”と名付けられた第8話をたまたま観た。
そしたら、連中、歌ってるよ、あの歌を。
オレの‘耳に残ってた曲’・・・。
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“glee”は観てるけど、第2シーズンの8話まではまだ観てなくて、
『先のストーリーは知りたくないな』
という人は、これ以下は読まないでね。
先のストーリーは知りたくないけど、‘オレの耳に残ってた曲’がなんという曲だったかを知りたい人は・・・・・・どうしよう?
ここでもクリックしてもらおうかな。
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フィンの母親キャロルと、カートの父親バートの結婚式でgleeクラブのメンバーが歌ってたあの歌。
それはベガスやL.A.のいろんな場所で流れていた曲であり、彼らが歌ってくれたからこそ、その曲がBruno Mars(ブルーノ・マーズ)の“Marry You”だとわかったんだ。
この曲は彼のファーストアルバム、“Doo-Wops & Hooligans(ドゥー・ワップス&フーリガンズ)”に収められているけど、今現在、というか、いまだにシングルカットはされていない。
まだ第三弾シングルの“The Lazy Song(ザ・レイジー・ソング)が全米ではヒット中なので、次のシングルがいつ発売されるのか、また、第四弾シングルカットがあるのかどうかもオレは知らないけど、あれだけ街中でかかりまくりなんだから、
『次のシングルにしてもいいのにな』
『Top20くらいのヒットはするんじゃないかな』
と、個人的には思ってるよ。
それにしても・・・
この曲を聴いて・・・
歌詞の状況を思い浮かべ・・・
胸キュンしてるオレっていうのは・・・
まだまだウブなとこあるよね♪
(‘胸キュン’という言葉を使うところが古臭いか。イエロー・マジック・オーケストラが、“君に、胸キュン。”って曲を発表したのは1983年のことだし)
ところで、“FURT”のエピソードでは結婚式のあとのパーティーで、今度はフィンが、“Just The Way You Are(ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー)”を歌う。
こちらは、同じくB・マーズの“Doo-Wops & Hooligans”からの第一弾シングルで、昨年のBillboard Hot 100で四週連続一位を獲得した曲だ。
書くまでもないけど、ビリー・ジョエルの“Just The Way You Are(素顔のままで)”も‘超’が付くくらいの名曲で、オレはB・ジョエルの歌の中では一番好きなんだけど、そんなオレでも、
『B・マーズの“Just The Way You Are”もいい曲じゃねぇか~』
と、ちょっぴり涙ぐんでしまった・・・
ってわけなんだ。
不思議でもなんでもない話 ~超売れっ子には一流のメンバー&スタッフが結集するんだから~ [音楽]
だから、彼女の全ての作品を聴いたわけではない。
というわけで、彼女の、‘オレの知っている曲の中では’ということになるけど、“ハートをRock”が一番好きだ。
歌詞の中の女性の、彼のことを想うひたむきな気持ちがよく表れている。
(出だしはバラード調だけど)ミディアムテンポの曲にも「ノれる」。
作詞は松本隆さんで、作曲は甲斐バンドの甲斐祥弘(よしひろ)さんだ。
彼女のファンではないので、一枚も、レコードもCDも持ってないけど、一回だけコンサートに行ったことがある。
ファンの人なら知ってるであろう、彼女が‘すいかのギター’を持ってた、あのツアーだ。
ギターのボディーの部分がすいかを半月型に切ったみたいになった、あのギター。
彼女のファンじゃないけど、個人的に思うことは、彼女の歌は、シングルになったものの中にもいい曲はあると思うけど、案外、アルバムの中の楽曲の方にこそ名曲が見られる、聴かれるような気がするんだな。
最後にもう一度断っとくけど、彼女のファンではないよ。
だって、一枚のレコードもCDも、もちろんビデオやDVDなんて持ってないしね~。
“MAMMA MIA!” [音楽]
“MAMMA MIA!(マンマ・ミーア!)”というミュージカルは、1999年、ロンドンで初演を迎えたあと、ニューヨークのブロードウェイを始め、スペインやドイツやロシアなど、色んな国で上演されてる。
日本では劇団四季の福岡公演がいよいよ本日30日に千秋楽を迎えるね。
ニューヨークのブロードウェイ版は、“アニー”や“キャバレー”を抜き去り、歴代19番目のロングラン公演(約2400公演)となってるっていうから、すごいんじゃない?
来年には映画版も公開されるし、本当に大成功しているミュージカルだね(出演はメリル・ストリープ、“007”シリーズのピアース・ブロスナンなど)。
ラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテルのマンダレイ・ベイ・シアターに於いては2003年から上演されていて、これまでに約1800公演、190万人以上の入場者を数えるまでに至ってる。
これはラスベガスで上演されてきた全てのブロードウェイミュージカルの中では最長公演であり、もっとも成功したミュージカルになってるんだな。
どこの公演でもメンバーチェンジがあったり、代役を立てたりするってことは多少なりともあるだろうから、それ自体は驚くべきことではない。
ラスベガス公演では、もうかれこれ二ヶ月前、7月30日から4人の主要メンバーが入れ替わったんだけど、新たにドナの娘、ソフィーを演じるリビー・ウィンタースには参ってしまったッスよ(ストーリーはここを参照してください)・・・という話です、今回は。
彼女はまるでお人形さんのようだった。
『こんな、絵に描いたようなチャーミングな女性が現実にいるとは』
なんて思うと、彼女に目が釘付けになってしまったよ。
六本木駅で道を訊かれたイタリア人の彼女たちも確かにBellissimaだったけど(これを参照にしてね)、リビーの可愛らしさというのは、人工で創られた、だからこそ‘人形のような’異常な可愛らしさだったんだな(といっても、整形という意味ではないよ)。
それはもしかしたら、肌の美しさから、そう感じたのかも知れないな。
なんといっても、今回のダヨーンの座った席というのが、最前列のど真ん中、ミュージックディレクター兼コンダクター兼キーボード担当のおじさん(マイケル・ブレナン)の真後ろの席で、役者たちの息遣いさえも聞こえそうなところだったから。
いわば、おじさん(M・ブレナン)の目線で舞台が観られるところだったんだ。
ターニャが観客席の方までヘッドスライディングしてきた時には思いっきり目が合ってしまったよ(そんなところが生の舞台のいいところだね)。
歌唱力とか演技力という面では、まだまだ共演のベテラン俳優の人たちには及ばないけど、それはまだリビーのキャリアが浅いからで、将来的には売れっ子になるであろう素質は十分に備えてると思うよ。
そんな中で感じたんだけど、休憩後の冒頭、“Under Attack”を彼女が歌うけど、その声がABBAのアグネタにそっくり。
もしかしたら、オーディションでこれを歌ったことが今回のリビーの抜擢に繋がったのかな、なんて思ってしまった。
それにしても、ホント、いいモノ見せてもらったよ。
個人的には、“スーパー・トゥルーパー(Super Trouper)”と“勝者が全てを(The Winner Takes It All)”の曲のところで目頭が熱くなったんだけど、それは英語で聴いたからだろうね。
劇団四季の方々には悪いけど、日本語だとあまり感動しなかったかも。
ABBAの歌うオリジナルを昔聴いてたから、懐かしさも相まっての感動だったろうから、そう考えると、昔ABBAを聴いていた人には必見のミュージカルってことになるのかな・・・英語版は。
最後に、リビーの写真は一枚だけここで見られるけど、実物の方が比較にならないくらい素敵だったから、写真はあくまで参考ってことで。
ラスベガスやニューヨークやロンドンに行く人で、昔ABBAを聴いてた人は、是非とも“MAMMA MIA!”観て下さい。
ABBAを聴いたことのない人でも、‘チャーミング’という言葉を実像化したようなラスベガスのリビーは必見だけど、キャストがいつまた変更になるかわからないので、そのあたりには気をつけてね~。
20枚目のシングルです [音楽]
質屋のチャリティーバーゲンで、高級ブランド(又は有名ブランド)のバッグなどをゲットするために壮絶バトルを繰り広げる女性たち・・・という映像を、テレビの情報番組で見た。
レポーターのインタビューを受けていた数人の人を含め、少なくとも取材のカメラに映っていた人達の中に、
『魅力的だな♪』
と思わせる女性を見ることができなかった。
テレビに映っていないところではattractive な人もいたかもわからないよ。
でも、本当に魅力的な人はブランド品など身に付けなくても十分に魅力的に違いないし、反対に、もしかしたら、ああいうところで必死になっている人の中には、自分自身の魅力を磨こうっていう意識が薄い人が多いのかなって思ってしまった。
・・・ということとは意味合いが違うけど、サザンオールスターズの“ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)”って歌が好き。
どことなく哀愁を帯びたメロディーも素敵だし、詩における桑田さんの思いは全くの同感だな。
間違いなく彼らの名曲の一つでござるよ。
“歌姫”といえば明菜?いえいえ・・・ [音楽]
中島みゆきの、二年半前に発売されたアルバム、“いまのきもち”という作品は、彼女の過去の楽曲のセルフカバー集なんだけど、これを聴いてると、彼女の歌唱法が昔とは明らかに変わっていることがよくわかる。
このアルバムを聴いて思い出したのは、昔、“鶴瓶・上岡パペポTV”で上岡龍太郎さんの言ってた、
「歌唱法の究極の形は美空ひばりや」
って言葉なんだな。
いつの頃からか、聴き比べていったわけじゃないんで、はっきりしたことは言えないけど、中島みゆきの歌唱法、なんとなく美空ひばりに似てきてるね。
みゆきさんは演歌の人じゃないけど、小節(こぶし)を回し気味だったり、表現の仕方なんか、ひばりさんを彷彿とさせるって感じるのはオレだけかな?
今のみゆきさんの歌や歌い方も好きですよ。
でも、例えば名曲、“歌姫”なんかは、“いまのきもち“ヴァージョンもいいけど、25年前のアルバム、“寒水魚”での、あの脱力感を感じる歌い方が好きだな。
簡単ほど難しい・・・けど簡単 [音楽]
小田和正さんの書く歌のタイトルって、極々一般的で極めて平易な文章の物が多々あるよね。
‘君が、嘘を、ついた’
って、『だからなんやって言うねん?』って感じだけど、のちにドラマのタイトルにもなったくらいなんで、人々の脳裏に残るようなインパクトのある一文だったんだろう。
いや、ドラマのタイトルに関して言えば、単に脚本家の野島伸司さんか、プロデューサーの山田良之、大多亮の両氏のどちらかが小田さんのあの歌を個人的に好きだっただけかも。
実は三人ともがオフコースのファンだったりして・・。
‘君が、嘘を、ついた’っていう、短いけれども印象に残るタイトルを考えるのは、簡単なようで実は難しいんじゃない?
・・なんて書きつつ、でも、ダヨーンは簡単だと思う。
ダヨーンが考えたのは、
‘昨日の、給食は、鳥のからあげ’
これもなかなか印象に残るじゃん。
小田さんの、‘伝えたいことがあるんだ’に対しては、
‘腹痛になったんだ’
これもインパクト大でしょ?
小田さんが、‘こんな日だったね’で来るんだったらダヨーンは、
‘油が古かったね’
・・・・・・なんか、ネタがしょうもないかも。
ま、いいけどね。
‘雑感’ってことで・・・。
舌の運動させるラヴィーン [音楽]
‘AVRIL LAVIGNE(アヴリル・ラヴィーン)’と三回、正確な発音で、とちらずに早口で言える人がどれだけいるかな?
‘V’は下唇を噛んで、‘R’は舌を巻いて、‘L’は上の歯の裏に舌を付けて・・・。
頑張って練習したけど、下唇ではなく舌を噛み、舌が巻けなくて、まいったよ。
本人は自分の名前をとちらずに言えるのかな?言えるんだろうな・・・多分。
それにしても、今度の“The Best Damn Thing(ベスト・ダム・シング)”というニューアルバムは、去年結婚した彼女の、現在のハッピー度が十分に伝わってくる作品だね。
翳(かげ)のある感じの彼女もいいけど、弾けてる彼女が個人的には、より好きだな。
もっともっと年を重ねていくと、‘翳の部分’がもっと味わい深くなってくるはずで、それはそれで楽しみだ(まだ22歳だからね)。
だから、若いうちは‘若いうちならでは’のパワーと、ノリを存分に見せて欲しいな。
新作の収録曲、“I Can Do Better”をすごく楽しそうに歌っている姿なんか見てると、こちらまで元気に、楽しい気分になるよね。
それにしても、その曲を含めて、アルバムタイトル曲やファーストシングルの“ガールフレンド”なんか聴いてると、80年代ポップミュージックを髣髴とさせて、これはいわゆる、‘懐かしいけど新しい’って感じだな。
ところで、“ベスト・ダム・シング”っていうタイトルには、大抵のアーチストがリリースするベスト盤に対して、「私は出さないわ」という彼女の強い意志が現れていると、オレは読んだのだ。
「ベストだ!?むっし(無視)んぐ」
ってね。
でも、もしかしたら、袖のない服を彼女は着ないという意味かも知れないけど・・・。