80年代の洋楽を80年代に聴いていた人へ Pt.1 [音楽]
昔・・・
好きな歌があった。
その歌はミュージック・ビデオ・・・そう。「プロモーション・ビデオ」というよりは、「ミュージック・ビデオ」・・・も非常に印象に残るものだった。
曲は『American Storm』。
歌と演奏はBob Seger & The Silver Bullet Band(ボブ・シーガー&ザ・シルバー・ブレット・バンド)。
86年の作品だった。
もう何年も前、ロサンゼルスの部屋で、ふと、
『あのカッコいい(とオレはずっと思ってたし今でもそう思ってる)ビデオを観てみたいな』
と思って、ネット上を探したけど、『そのビデオ』は見つからなかった。
ネットの世界で出回っているのは、歌唱シーンのみの・・・
こればかりだった。
ところが最近、大昔にテレビ番組を録画したミュージックビデオ集のビデオテープをひょんなことから見つけ、そこに発見したんだった。
『カッコいいビデオ』を・・・。
それがきっかけとなって、改めてネットで探してみた。
すると!
アップされていたのだ・・・約一年前に。
まさか、この記事を読んでくれる人の中に共感してくれる人がいるとは思えない。
でも、ただ、
『懐かしいな』
と思ってくれるだけでも嬉しい。
そんなわけで、貼り付けときます。
どうですか?
曲もカッコいい。
これを観た時、オレは、
『なんの映画の挿入歌になってるの?』
と思った。
なぜなら、そこには『羊たちの沈黙』等々の、ヒゲ面が渋すぎるスコット・グレン(若い!)、ジェームズ・ウッズ(これまた若い!)、そしてデニス・クエイドの兄で『サタデーナイト・ライブ』に出演していたランディ・クエイド(後に『インデペンデンス・デイ』等々)という面々が出演しているし、印象的な女性は女優のレスリー・アン・ウォーレンだ(彼女が出演している『メル・ブルックス/逆転人生』はロサンゼルスを舞台にした、好きなコメディ映画だ)。
しかも、ここに張り付けたものには楽曲しか聞こえないが、所有しているビデオには、芝居部分ではセリフや各種効果音も聞くことができるし、エレベーターで死体を見つけたメイドが上げる悲鳴もしっかり入っている。
正直なところ、ビデオの中の脇役たちの演技は下手だしベタだから、これが何かの映画の一場面だとしたら、その作品は恐らく『B級感』が漂っただろうが、それでも、誰が見ても映像にストーリー性を感じたに違いない。
多くのインパクトあるシーンを歌唱シーンに挿入したそれは、「楽曲のみの為」に撮影したビデオだとは到底思えなかった。
そういう意味も含めて、過去から現在まで、すべてのミュージックビデオ、PVの中で個人的にはベスト10に入る作品だと思ってる。
余談ではあるが、ボブ・シーガーは業界に蔓延する薬物乱用に触発されてこの曲を書いたということだ。
更に付け加えると、それらの問題は82年に亡くなったジョン・ベルーシの一件に端を発しているらしい。
好きな歌があった。
その歌はミュージック・ビデオ・・・そう。「プロモーション・ビデオ」というよりは、「ミュージック・ビデオ」・・・も非常に印象に残るものだった。
曲は『American Storm』。
歌と演奏はBob Seger & The Silver Bullet Band(ボブ・シーガー&ザ・シルバー・ブレット・バンド)。
86年の作品だった。
もう何年も前、ロサンゼルスの部屋で、ふと、
『あのカッコいい(とオレはずっと思ってたし今でもそう思ってる)ビデオを観てみたいな』
と思って、ネット上を探したけど、『そのビデオ』は見つからなかった。
ネットの世界で出回っているのは、歌唱シーンのみの・・・
こればかりだった。
ところが最近、大昔にテレビ番組を録画したミュージックビデオ集のビデオテープをひょんなことから見つけ、そこに発見したんだった。
『カッコいいビデオ』を・・・。
それがきっかけとなって、改めてネットで探してみた。
すると!
アップされていたのだ・・・約一年前に。
まさか、この記事を読んでくれる人の中に共感してくれる人がいるとは思えない。
でも、ただ、
『懐かしいな』
と思ってくれるだけでも嬉しい。
そんなわけで、貼り付けときます。
どうですか?
曲もカッコいい。
これを観た時、オレは、
『なんの映画の挿入歌になってるの?』
と思った。
なぜなら、そこには『羊たちの沈黙』等々の、ヒゲ面が渋すぎるスコット・グレン(若い!)、ジェームズ・ウッズ(これまた若い!)、そしてデニス・クエイドの兄で『サタデーナイト・ライブ』に出演していたランディ・クエイド(後に『インデペンデンス・デイ』等々)という面々が出演しているし、印象的な女性は女優のレスリー・アン・ウォーレンだ(彼女が出演している『メル・ブルックス/逆転人生』はロサンゼルスを舞台にした、好きなコメディ映画だ)。
しかも、ここに張り付けたものには楽曲しか聞こえないが、所有しているビデオには、芝居部分ではセリフや各種効果音も聞くことができるし、エレベーターで死体を見つけたメイドが上げる悲鳴もしっかり入っている。
正直なところ、ビデオの中の脇役たちの演技は下手だしベタだから、これが何かの映画の一場面だとしたら、その作品は恐らく『B級感』が漂っただろうが、それでも、誰が見ても映像にストーリー性を感じたに違いない。
多くのインパクトあるシーンを歌唱シーンに挿入したそれは、「楽曲のみの為」に撮影したビデオだとは到底思えなかった。
そういう意味も含めて、過去から現在まで、すべてのミュージックビデオ、PVの中で個人的にはベスト10に入る作品だと思ってる。
余談ではあるが、ボブ・シーガーは業界に蔓延する薬物乱用に触発されてこの曲を書いたということだ。
更に付け加えると、それらの問題は82年に亡くなったジョン・ベルーシの一件に端を発しているらしい。
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