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“MAMMA MIA!” [音楽]

“MAMMA MIA!(マンマ・ミーア!)”というミュージカルは、1999年、ロンドンで初演を迎えたあと、ニューヨークのブロードウェイを始め、スペインやドイツやロシアなど、色んな国で上演されてる。
日本では劇団四季の福岡公演がいよいよ本日30日に千秋楽を迎えるね。

ニューヨークのブロードウェイ版は、“アニー”や“キャバレー”を抜き去り、歴代19番目のロングラン公演(約2400公演)となってるっていうから、すごいんじゃない?
来年には映画版も公開されるし、本当に大成功しているミュージカルだね(出演はメリル・ストリープ、“007”シリーズのピアース・ブロスナンなど)。

ラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテルのマンダレイ・ベイ・シアターに於いては2003年から上演されていて、これまでに約1800公演、190万人以上の入場者を数えるまでに至ってる。
これはラスベガスで上演されてきた全てのブロードウェイミュージカルの中では最長公演であり、もっとも成功したミュージカルになってるんだな。
どこの公演でもメンバーチェンジがあったり、代役を立てたりするってことは多少なりともあるだろうから、それ自体は驚くべきことではない。
ラスベガス公演では、もうかれこれ二ヶ月前、7月30日から4人の主要メンバーが入れ替わったんだけど、新たにドナの娘、ソフィーを演じるリビー・ウィンタースには参ってしまったッスよ(ストーリーはここを参照してください)・・・という話です、今回は。

彼女はまるでお人形さんのようだった。

『こんな、絵に描いたようなチャーミングな女性が現実にいるとは』

なんて思うと、彼女に目が釘付けになってしまったよ。
六本木駅で道を訊かれたイタリア人の彼女たちも確かにBellissimaだったけど(これを参照にしてね)、リビーの可愛らしさというのは、人工で創られた、だからこそ‘人形のような’異常な可愛らしさだったんだな(といっても、整形という意味ではないよ)。
それはもしかしたら、肌の美しさから、そう感じたのかも知れないな。

なんといっても、今回のダヨーンの座った席というのが、最前列のど真ん中、ミュージックディレクター兼コンダクター兼キーボード担当のおじさん(マイケル・ブレナン)の真後ろの席で、役者たちの息遣いさえも聞こえそうなところだったから。
いわば、おじさん(M・ブレナン)の目線で舞台が観られるところだったんだ。
ターニャが観客席の方までヘッドスライディングしてきた時には思いっきり目が合ってしまったよ(そんなところが生の舞台のいいところだね)。

歌唱力とか演技力という面では、まだまだ共演のベテラン俳優の人たちには及ばないけど、それはまだリビーのキャリアが浅いからで、将来的には売れっ子になるであろう素質は十分に備えてると思うよ。
そんな中で感じたんだけど、休憩後の冒頭、“Under Attack”を彼女が歌うけど、その声がABBAのアグネタにそっくり。

“Under Attack”(You Yube)

もしかしたら、オーディションでこれを歌ったことが今回のリビーの抜擢に繋がったのかな、なんて思ってしまった。

それにしても、ホント、いいモノ見せてもらったよ。
個人的には、“スーパー・トゥルーパー(Super Trouper)”と“勝者が全てを(The Winner Takes It All)”の曲のところで目頭が熱くなったんだけど、それは英語で聴いたからだろうね。
劇団四季の方々には悪いけど、日本語だとあまり感動しなかったかも。
ABBAの歌うオリジナルを昔聴いてたから、懐かしさも相まっての感動だったろうから、そう考えると、昔ABBAを聴いていた人には必見のミュージカルってことになるのかな・・・英語版は。

最後に、リビーの写真は一枚だけここで見られるけど、実物の方が比較にならないくらい素敵だったから、写真はあくまで参考ってことで。

ラスベガスやニューヨークやロンドンに行く人で、昔ABBAを聴いてた人は、是非とも“MAMMA MIA!”観て下さい。
ABBAを聴いたことのない人でも、‘チャーミング’という言葉を実像化したようなラスベガスのリビーは必見だけど、キャストがいつまた変更になるかわからないので、そのあたりには気をつけてね~。

 

マンマ・ミーア!

マンマ・ミーア!

  • アーティスト: オリジナル・ロンドン・キャスト
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2002/11/20
  • メディア: CD

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