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“Zarkana(ザーカナ)” というよりも・・・‘小魚’ でんな [砂漠の中の不夜城]

前回の続き

BELLAGIO(ベラージオ)ホテルの“O(オー)” には専用のOシアターが、MGM GRANDホテルの“KÀ(カー)” にはKAシアターが、NEW YORK-NEW YORKホテルの“Zumanity(ズーマニティー)” にはZumanityシアターが(・・・以下省略)造られたように、これまでは、それぞれのショーにはそれぞれのショー専用の劇場が造られてきたけれど、“Zarkana(ザーカナ)” の場合は以前の“Viva Elvis” 用に造られた舞台をマイナーチェンジしただけで、座席も以前のままだ。

エルヴィスのショーを知っている者にとっては、背もたれが隣の席とつながっている、ポップなデザインのあの‘シート’ は、“Zarkana” には、『どーかな?』といった感じがしたよ。
そもそも、“Zarkana” をやってる劇場のことをAria(アリア)ホテル側は、‘Zarkanaシアター’ とは呼んでないしね。

今から十年以上前、MGM GRANDホテル内の劇場でCIRQUE DU SOLEIL(シルク・ドゥ・ソレイユ)とは関係のない“EFX” というショーが、約8年のロングランのあと2003年1月に終わって、2004年10月に“KÀ” が始まるまで、劇場の改装(というか、‘KAシアター’ の建設)に、それは長いこと大掛かりな工事をしていたことは今でもよく覚えてるな(同じ頃、少し先立ってNEW YORK-NEW YORKホテルでも‘Zumanity[ズーマニティー]シアター’ の建設工事をずっとやってた)。
そう考えたら、出来上がってる箱(劇場)に‘ありモノ’ のショーを持ってきた“Zarkana” と、それ以外のショーは根本的に性格が違うよね?

そう書いて気が付いたけど、“KÀ” は今年の10月でPremiere(プレミア、初お披露目)から丸9年が経過して、EFXの公演年数を抜いてたんだな。
今年の6月に不幸な事故があったけど、“KÀ” は完成度が最高レベルの素晴らしいショーだからねェ。

“Zarkana” について更に書くと、オレが鑑賞した時は、劇場は満席とはほど遠く、かなり空席が目立ってたよ。
“KÀ” でも観られた、‘Wheel of Death’ のアクロバットをやってたり(“Kooza[クーザ]” でもやってたみたいだから、これはシルクにとっては定番の出し物なんだろう)、ベガスでの全てのシルクのショーを観た人間(または、ベガスに限らず多数のシルクのショーを観た人間)にとっては、大概のアクロバットは既視感が拭えない感じかもね。

ところで、その“Zarkana” の‘Wheel of Death’ で先月(11月1日)、事故が起こってしまったよ。
“KÀ” の事故(あちらは‘Wheel of Death’ ではない)とは違い、こちらは幸いにもArtist(アーティスト、パフォーマー)の男性の命に別状はないようで、その点については一安心なんだけど。
それについて調べてたら、こんな映像を見つけたよ。
これは、“Zarkana” の事故ではないけど・・・



なんということだろうね。
act(アクト、出し物)によっては危険なことしてるよ、Artistのみなさんは。



・・・と、前回から長々と書いてきたけど、つまるところ、シルクのショーがラスベガスには多過ぎるってことだな。
同じようなショーならもういらないんじゃない?
そこが、前回の最初の方に書いた、‘(シルクが)調子に乗り過ぎている’ とオレが思う理由ですよ。
もちろん、呼び込む側のMGM Resorts Internationalにも責任はあると思うけどね。
客が入るからシルクは起用されるんだろう(‘MGMリゾートから’ ね)けど、“Viva Elvis” もキャンセルされた(打ち切られた)し、客が入らなければ、たとえ‘CIRQUE DU SOLEILブランド’ といえど、安泰ではないんだろうな。



ってことで・・・


ここで言わせてもらうと・・・


“Zarkana” は・・・


ズバリ・・・






キャンセルされる!!



だろうね[るんるん]


遅かれ早かれ・・・。



                 【“Zarkana” のメインキャラクターのZark(ザーク)おじさん[バッド(下向き矢印)]
IMG_5331.jpg
                       






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