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‘うがった見方’の意味を間違えると、‘うがった見方’はできなくなるよ。 [砂漠の中の不夜城]

シルク・ドゥ・ソレイユ(CIRQUE DU SOLEIL、以下‘シルク’)ってサーカス集団(というか、‘グループ’というか‘会社’というか・・・)は世界的に活躍しているねェ。
勢いは落ちないねェ。
いい意味で調子に乗り続けているよねェ。
けど・・・。

ラスベガスでは、調子に乗り過ぎてしまってるかも知れないねェ。
まあ、個人的な感想なので、まったくそんなこと感じない人も世の中にはゴマンといるとは思うけどね。
じゃあ、なぜ、‘調子に乗り過ぎている’と感じているかというと・・・


ラスベガスでは、終了したものも含めると通算で8本目となる、Aria Resort and Casinoで昨年の10月から始まった、“Zarkana(ザーカナ)”っていうショーは、ショーショーショーもなかったな。
もう少し正確に書くと、‘少々しょうもなかった’ってことだ。
更にわかりやすくに書くと、‘ちょっとつまらなかった’ってこと。

“Zarkana”は、同リゾートで昨年の8月にキャンセルになった(打ち切られた)“Viva Elvis”のあと、たったの二ヶ月の間をおいてスタートした。
因みに、“Viva Elvis”というショーはエルヴィス・プレスリーのショービジネス界での歩みをテーマにしていた、シルクのベガスでの7本目のショーで、オレは大大好きだったよ。



040.jpg



どれくらい好きだったかというと・・・

¡ Viva LAS ELVIS !

というくらい大好きだったな。
だから、そんな“Viva Elvis”と比較したら、このダヨーンにとっては、“Zarkana”は・・・‘屁ェかな’。

それでも、ショー自体は一昨年(2011年)にニューヨークで初披露されて、その後モスクワやマドリードなどをツアーで回っていたそうだから、シルクにしてみれば決して、‘恥ずかしくない出し物’だったみたい(だけど、絶対的な自信があったとも、到底思えない)。
“Viva Elvis”のキャンセル後、たった二ヶ月の準備を経てすぐにAriaでの常駐ショーとなり得たのも、“Zarkana”が‘既製のショー’だったからだ。

うがった見方(☆)をすれば、Aria側にとっては、ショー会場の大掛かりな改装をすることなく、しかもショーの空白期間をなるべく短くしたかっただろうし、シルク側からすれば、“Viva Elvis”のキャンセル時点で短期間の準備で常駐ショーとして披露できるのが、“Zarkana”だったに違いない。
(注釈☆:上記の、‘うがった見方’は、本来の意味である、‘物事の本質を捉えた見方’という意味です。間違って、‘疑って掛かるような見方’とは取らないでくださいよ。‘疑って掛かるような見方’という意味で使うとしたら、語尾に、‘~に違いない’とくるのはおかしいでしょ?断言するってことは疑ってないってことだから)

つづく
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