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こんなカジノホテルはイヤ・・・かな?(中篇) [砂漠の中の不夜城]

前回の続き


前回、最後に、

『明日は書かないってことか』

なんて書いたけど、翌日書かなかったどころか、三か月以上、およそ100日も空けてしまったよ。
ずっとほったらかしにしてしまって、

「HOOTERS CASINO HOTELってなんかわからんけど、『イヤ』なホテルなんかい」

って、理由もわからないままに変な誤解を与えることになってしまってて、HOOTERSさんには悪いことしてしまったな。
では、103日振りに前回の続きを書きます・・・。


・・・・・・HOOTERSカジノホテルから、ある日Eメールが届いた・・・。
見ると、

“二晩、ただで泊まらせてあげる♪・・・日曜から木曜日の間ならね”

って書いてる。
ちょっと驚いた。いや、かなり驚いた。
だって、SAN REMO時代には泊まったことがあったけど、HOOTERSに変わってからは、宿泊していないどころかカジノでも遊んだことがなかったから。

『なんか裏があるんと違うんかい?大体、なんでHOOTERSがオレのメールアドレス知ってんねん?』

と、当然ながら思った。
にわかには信じられなかったので、ラスベガスに遊びに行った時に実際にチェックインカウンターで詳細を尋ねてみようと思い・・・
ベガスに遊びに行った。

HOOTERS CASINO HOTELに到着し、正面入り口を入ってすぐ右手にあるチェックインカウンターで、

「プロモーション(販売促進キャンペーン)のメールを受け取ったんだけど」

と言うと、カウンターのおネエさん、

「それじゃ、この先にあるプロモーションのカウンターに行ってよ」

だって。
オレはアメリカでサービス業に携わるアメリカ人の、こんなフランクでサバサバした態度が好きだ。
人(日本人)によっては嫌いだという人も数多くいるかも知れないけど、考えようによってはこちらの方が、日本でサービス業に従事する日本人に対してよりもずっと親しみを感じるんだな。

プロモーションカウンターに行ったけど、そこには誰もいなかった。

「Excuse me !」

と呼びかけると、奥から東南アジア系っぽいおネエさんが出てきた。

「メールが来たんやけど、ホンマにただで二晩泊まれるんでっか!?・・・TV」

と尋ねたら、おネエさんは、

「いつがいい?」

だと!?
オレはその場で予約を入れたよ。
その日から何日間の間は他の場所に泊まることになっていたから、翌週の水&木曜日のね。
そしてその日はいったんホテルを離れた。

翌週の水曜日、再びHOOTERSにやってきて、チェックインしたオレは、またちょっぴりだけ驚かされた。
鍵をくれた部屋は、なんと最上階だったんだ。
HOOTERS HOTELは建物自体が古いから高層ホテルじゃないし、90年代以降に建ったホテルと違って、最上階だから値段が違うということはないけど、それでも19階の部屋からの眺めはなかなか良かったよー(ラスベガス空港[McCarran International Airport]側の部屋だった)。


IMG_5393a.jpg


『無料宿泊なのに最上階の部屋に泊まらせてくれるとは、エエ待遇やん。まさにA待遇やね~』

なんて独り言をつぶやいたけど、でもちょっぴりガッカリしたのは、テレビが、なんといまだにブラウン管だったよ!


IMG_5402.JPG


それから、インターネット接続は有線接続しかないから、LAN端子がないPCやタブレットしか持ってない人はアダプターを持参しないとね。

その夜、スロットマシーンでいい感じだったけど、10時には切り上げてめでたく、“CSI: Crime Scene Investigation”の300episode(第300話)を見たよ。
第12シーズンでCSIラスベガスから去ったキャサリン・ウィロウズ役のマーグ・ヘルゲンバーガーがゲスト出演するってアナウンスしてたから超期待して見たけど、内容的にはちょっとガッカリだった。
翌晩には、“Elementary”の第2シーズンが見られて嬉しかったよ。
そして翌日、最終チェックアウト時間は午後12時だったから、オレは正午前にチェックアウトした。

その日の夕方・・・
ラスベガス在住時のオレのホームグラウンドと言っても差し支えないSAM'S TOWN HOTEL & GAMBLING HALLというカジノホテルでやってる、噴水とレーザー光線のフリー(無料)のショーを観ようと思って現場に行き・・・
熊の象・・・じゃなくて、『熊の像や噴水とかの写真でも撮ってやろかい』と思い・・・
デジカメのスイッチを入れても反応しなくて・・・
その時、オレはデジカメのバッテリー&充電器を、HOOTERSホテルの部屋のコンセントに差しっぱなしにしてきたことに気がついたんだな。

午後6時だったけど、オレはSAM'S TOWNのショーも観ずにHOOTERSに戻った。
チェックインカウンターでバッテリー&充電器を忘れた旨を話したら、オレが泊まってた部屋は既に別の客がチェックインしていて部屋は見られないとのことだった。
カウンターのおネエさん、ハウスキーピングの担当部署に内線電話で訊いてくれたけど、そんな物は届いていないし、どうやら、「部屋には充電器なんてなかった」ということだった。
オレは部屋の壁のコンセントに充電器が差さっているのを朝見ていて、それを仕舞い忘れたことを120%確信していたから、

「ハウスキーパーの部屋にないんだったら、まだ部屋の壁に差さってるに違いないよ」

って言ったけど、おネエさんは、

「でも部屋は見られない」

の一点張り。
だからオレは、

「(今日チェックインした客がチェックアウトする)あさっての日曜日の正午前にまた来るから、その時に部屋を調べてくれるかい?」

と頼んだ。
おネエさんは、

「わかったわ」

って言ったけど、きっとその場しのぎの返事だったんだろうな。
オレは、一応、セキュリティーガードの監視台(銭湯の番台みたいなところ)に寄って、そこでカジノ場内を監視しているセキュリティーのニイちゃんに遺失物の届け出も出しておいたよ。

そして二日後・・・。



再び、続く・・・
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