サザンの31枚目のシングルの歌詞によって思い出された話 [昔話]
高校を卒業してしばらく経ったある日、友人K、別の友人樋口、そしてオレの三人で、樋口の家でたこ焼きパーティーをやったことを覚えてるよ。
いや、あれは‘たこ焼きパーティー’というよりは、‘大食い競争’と呼ぶべきかな・・・。
それぞれが、たこ焼き50個を買ってきて、それくらいは余裕で平らげた。
「うまかったな~」
なんてくつろいでいると、隣りに住んでいた高二の時のクラスメートだったY子が、
「あんたら何してるん?」
と、隣りの窓から声をかけてきた。
「たこ焼きを食いまくってたんじゃァ、ワ~レ~」
と答えたのは当然K。オレは、
「Y子もこっちに来るか?」
と言ったんだけど、彼女は、
「今からご飯作るねん」
と答えた。聞くと、スパゲティーを作るらしい。そこで三人で、
「オレ達の分も作ってくれェ~」
と、半ば冗談で言ったんだけど・・・。
彼女は親切にもオレ達三人の分も作ってくれたのだった。
普段作ってくれたことなんかなかったのに・・・。
オレ達は半ば冗談だったのに・・・。
ま、Y子が作ってくれたスパゲティーはそんなにすごい量ではなかったんで、オレ達三人はこれも普通に平らげたのだった。けど・・・。
なんとその後に、過去にはそんなことをしてくれたことが一度もなかった樋口のおばちゃんが、何を思ったのか何の予告もなく、一人分が三人分は優にあろうかという、大量の焼きそばを作って持ってきてくれた時には、
「こんなん食えるか!?」
とオレ達も多少ビビッてしまったよ。
それでも、オレ達はその焼きそばも なんとかかんとか平らげたんだな。
さすがに最後は意地だけで食ってたけど・・・。
きっとあの時は、オレ達の腹の中は小麦粉だらけになってたことだと思うよ。
そして、夜風にそっと恋の終わりを告げられた二人には、いつも笑った想い出だらけだったことだろうな・・・。
すごい大食いだったですね~ ビックリです 流石にそんな大食の経験はありません 最後の一行のお話が・・・・・ たこ焼き検索 と ドミノ・ピザ宅配ですから 記事内容にはマアあっていますね もしかしたら大量の注文がきているかも ですね
by kobakoba (2007-09-01 08:40)